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ズルズルドーン!

 このタイトルって何?って思われるでしょうが、先日かぐらで一緒に滑った私の古くからのスキー仲間E君の奥さんにアドバイスしたつぶやきなのです。E君ファミリーとはGWになると毎年一緒に滑っているのですが、E君と小学生の息子君はコブもしっかり滑れて何処でも滑れて万歳って感じなのですね。しかし去年までの奥さんはちょっと皆についていくのがたいへんだったのです。ところが今回1年振りに会ってかなり上達していました。ポジションが良くなってバランスが向上していました。話を聞くと家族でいろいろ出かけて滑っているそうなのです。しかし奥さんはややコブで四苦八苦していましたので私なりのアドバイスをさせて頂くことに…となったのですが、その時点でもう最後のリフトだったのです。(--;まあ昔からの知り合いではありますが、今では1年に1回しか会わないものですから、私が新米スキー教師で怪しくゴロゴロニャーンなんてつぶやいて滑っていることなんてご存知なわけがありませんでした…。また時間的にコアや水面の説明もしてもどうだろうって思いました。ではできるだけ単純明快なフィーリングで伝えないといけないぞと思い、一緒に滑り始めました。そして最後のかぐらメインバーン(かなりコブコブバーン)を滑る中で、まず所謂横滑りのところを「ずるずると横にスライドして下さい」とアドバイス。そしてもはやお馴染み、板の前後差と腰の向きをアドバイス。するとかなり良い感じでバランス良くコブの山回り側をずらして滑れるではないですか!そうすると次は切換部分なんですが、ここでコアに引かれていることを説明したかったのですが、いかんせん時間がありません。そこでその切換のニュートラル部分(ちょうどコブの段になっているところ)で止まりまして、ストックを真っ直ぐコア方向に突き刺すように落として「ここで板の方向が変わるのですが、この落としたストックのように引力方向に重心が安定すると次のターンに入りやすくなります」と説明しました。そしてそこはコブにぶつかるところなので「ドン」ポイントと名付けました。(ただしドンのあと谷回りに入る部分も含んでいるので、そこのつぶやきはドーンとしてみました)その後は、ズルズルドーンズルズルドーンのつぶやきでコブの基本的ライン取りを滑ってみました。すると奥さんは、かなり良いバランスでコブを滑ってくるではありませんか!

そして「コブの滑るところがわかりました!」と喜ばれました。とまあそんなことがあったのです。彼女にしても長く滑っているのに意外にコブをどうすれば良いかなんてわかっていないのでした。来シーズンは白馬47に来て下さいと営業したのでありました。チャンチャン!


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