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初レッスン


 さて30日から3日まで白馬47にいました。当然といえば当然ですが、
全て47で滑りました。白馬に滞在して隣りのでっかいスキー場で滑らなか
ったのってなんか不思議ではありましたが…。
それで私の場合レッスンは、昨日のみで4日間は全て教師研修会でした。
それはそれでとても有意義でしたが、なんか営業的には厳しいわけですし
(売上無しでパス券で滑らせて頂いているという意味で…)
まあなんだかな~って感じではあったのでありますが…。ぶっちゃけ、教師
の人数に対して生徒さんが少なくて、需要と供給のバランスでそういうことに
なってしまったわけなんです。雪も少なかったしね…。残念!(^^;
来年の正月は指名レッスンができるよういろいろと最善を尽くしていきます。
(ってもうそんな話かよって感じですね。すみません…)
まあ始まったばかりです。これからなんで、じっくりじわりとがんばりましょう♪
何はともあれスキー場関係者の皆様、TOKディレクターを始めとしたFSSの
スタッフの皆様、どうもありがとうございました。m(_ _)m

それで昨日は、広島からいらしたYさんご夫婦のデイリーレッスンでした。
私より少し年下ですが、同世代のお二人で○十年以上滑っているそうです!
Yさんは1級をお持ちでTOKディレクターのオンラインスキースクールの読者で
フィーリングスキー体験をしてみたいとのご希望でした。
奥さんは、ホームページは読んでいないけど、スピードに弱いので何とかしたい
というご希望でした。
早速ビデオカメラ、無線3台持参でお二人の滑りを撮影です。…と思いきや、な、
なんとテープを忘れまして、撮影できませんでした。(=。=;
いきなりのミスに動揺しましたが、幸いに無線でそのことを伝えまして普通に滑り
を拝見しました。(撮影は午後からに、無線は便利っす…)
Yさんは、たいへんバランス良い滑りでしたが、ややエッジングが強めでS○J的
テイストを感じました。
奥さんは、女性によくある腰が引け、落下に対して消極的で、結果的にスキーを
振って切換をしてしまうタイプの滑りでした。
正直、二人のポテンシャルには違いがありました、さあどうしましょうか…。
まずYさんに「奥さんのバランス矯正メインで進行しますがよろしいですか?」と
確認するとOKでした。そうですよね、夫婦だもんね~。(^^
でもFSの場合、技術ポテンシャルなんか関係なくて、伝える幹は同じなんです。

フィーリングスキー体験ということで押すプルークボーゲン、引くプルークボーゲン
からスタートさせました。押すではわざとらしいくらいプッシュして肩も思い切り下げ
て見せました。スキー歴の長いお二人ですから、結構馴染みのある技術である
ようでここはすんなりこなせました。引くでは、プルークファーレンからどちらかの
足を引いたり外したりなんてイメージでもう一方の足のスキーが回ってしまう感覚を
見せました。
そして引くというのは地球の中心(コア)から引かれているということも説明し、この
感覚がFSの根幹であることを説明しました。
そして「受ける~♪引く~♪」の連続ターンに導入です。ここも私のつぶやきに
合わせて滑ってもらうとお二人ともかなり良い感じではないですか♪ここまですん
なり行くともうどうしようかと考えました。オレンジに展開させることも考えましたが、
1日のコースだからここはオレンジ省略で応用バーンに行くことにしました。

しかしR-1に上がると濃霧で雪が少なくブッシュが出ているよ~ん。(=_=;
人も多いし、大回り系では全く滑れない状況と判断しました。
ここは教師研修会でたっぷりやった「ゴロゴロコアー♪」で行くことに。
ゴロゴロについてはキャスターターンですが、4輪について細かく説明すると長く
なるので踵のKeyポイントとAポイントに一つだけパチンコやゴルフボールのよう
な球があることをイメージしてもらいました。
(ここまで特有の用語についてわからない方はオンラインスキースクールの中
の検索コーナーで調べてみて下さい。またはフィーリングスキーコーナーのキャ
スターターンを読んでみて下さい)

ゴロゴロコアーは、ターン後半にキャスターをゴロゴロ転がして圧を貯めて、板
の撓みを引き出してコアに引かれて撓み解放&ニュートラル&谷回り導入となる
ときの、一連のイメージのための「つぶやき」です。足裏感覚としてはKeyポイント
でゴロゴロ、Aポイントでコアーとなります。そして本来なら大回りバーンのR-1
ですが、視界と雪面の悪さから小回り導入のゴロゴロコアーで滑ることに。
これはもう横滑りになりまして、板は横向きでキャスターは谷方向にゴロゴロと
転がしていくようになります。スタートさせてみると、ご夫婦で苦手なターンが
逆であることが判明しました。Yさんは左ターンのゴロゴロがお上手で奥さんは
右ターンのゴロゴロがお上手でした。まあそのイメージでR-1をベースまで滑る
ことにしました。苦手な方では「パンにバターを塗りましょう♪」とか「愛する人の
シャツに優しくアイロンをかけるイメージで♪」なんてフィーリングを試しながら
ベースまで降りました。午前中は、ずっとゴロゴロコアーでした。午前終了の頃
には奥さんのポジションが良くなり姿勢も高くなりました。が、Yさんの右ターン
はイマイチ矯正しきれていませんでしたが…。(^^;

さあいよいよ午後からはビデオ撮影もOK、ハイライトのオニャンコターンの登場
です!と言っておきながら続きは次回のお楽しみでお願いします。ちょっと長く
なってしまったもので…。スミマセン(^^;


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MASA

しろくま先生 新年おめでとうございます
 そして初レッスン完了おめでとうございます

多分、しろくま先生は過去に何らかの形でスキー指導の経験がお有りではないかと想像してます。
指導の過程が良く分かり興味深いですね。やはり何か違う事を
イメージして動作を学習するのって効果大のようですね。

深雪をフォールライン方向に縦に落ちて行く場合と深回りする場合で
イメージに違いが有るのかどうか現在興味が有る点です。
やはりどちらもフタの開閉イメージでしょうか。

今週末に上手く行けば又深雪滑走が楽しめそうです。
by MASA (2007-01-04 22:31) 

しろくま

MASAさん あけましておめでとうございます。
そうですね、仲間にアドバイスという意味では今まで
ずーっと長くやってきました。ただ今回お金を頂いて、
お教えするというのは初体験でした。結構緊張でした。
明日には続きをアップいたしますので…。
by しろくま (2007-01-05 01:44) 

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