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精神解放のためのスキー

 昨日は、私のデイリー企画レッスン「オニャンコターンとは?」でした。
オニャンコターンのことは、4日と5日の記事を読んで頂くとして、なぜ
可愛いペットに愛情を注ぐようなイメージなのかについて書きますね。

ターン前半。いわゆる谷回りなんですが、そこはフィーリングスキー流には
コア(地球の中心)に引かれて重力に任せていく局面なのです。
個人的には、谷回りってその前の山回りで蓄積された圧が解き放たれて
弓矢のように谷に向かって推進していく感じが快感であると思っています。
しかし弓矢のように解き放たれるということは、人によっては清水の舞台から
飛び降りるような不安を感じる人もいるのも事実です。だから楽しいと感じる
のか、だから怖いと感じるのかでその後のスキーヤーとしての成長に大きな
違いが出てきてしまうと思うのです。

怖いとか難しいとか思わせないようにすることこそ、スキー教師の使命でありま
すから、イメージやフィーリングで心の不安解消、および技術向上を果たさない
といけないと思うのです。ぶっちゃけ言っちゃいますが、技術向上はネクストの
問題と思うのです。滑ってコアに引かれることに精神的な不安がある限り技術
云々なんて場合ではないでしょう。そこで可愛いペットにたっぷりと愛情を注いで
優しく撫でるようにしてターン後半の愛がたまったら、ニャーと愛を受けとめて自由
な方向に行ってみちゃおう♪なんてなれば良いのではないでしょうか。

結果として精神的に解放されて、今まで不安定と思っていたところが楽しみになり
気がついたら技術向上しちゃっていました、私!ウフフ♪なんて感じで良いんじゃ
ないですかね~。(^^

では実際の現場レポートは次回のお楽しみということで…。あぁ時間が…。(^^;


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MASA

しろくま先生 こんばんは

なるほど逆転の発想ですね。「辛いけど出来るようになれば
楽しくなるよ」とか「練習で泣いて試合で笑え」とかの
指導とは対照的ですね。
学校の先生達ももっと学ぶ事自体の楽しさを伝えられれば
教育の現場が変わるのにと思います。
by MASA (2007-01-09 20:12) 

しろくま

MASAさん おはようございます。
特に時間とお金をかけて楽しみに行くことが
単純に楽しくなくなったら哀しいですよね~。
スキーヤーは自由に自己表現をすりゃー良い
のに石頭が多過ぎるなんて言い過ぎですか…。(^^;
by しろくま (2007-01-10 07:53) 

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