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踵支点②

 まあシーズンインは出足の良くない感じですが、明日の東京は最高気温21℃予想ですと…うーん。。。(^^;

さてでは支点ですが、下図だとオレンジの位置を支点とすると土踏まず支点ってことになりますね。まだスピードを出さないプルークボーゲン等の低速では土踏まずになるのです。そこを基準点にして斜面移動を行うとしましょう。

prsin.jpg

ではまた師匠パクリの下図です。(^^; 外足メインのフィーリングで説明します。Aの位置では土踏まずでスタートするのですが、Bに移動しながら、オレンジは潰されつつ踵寄りに移動します。最大荷重点であるBでオレンジの潰れと踵寄り移動はピークとなります。Bを過ぎると、オレンジの弾力は戻り始めまして、位置も踵寄りから徐々に土踏まずへと戻ってきます。そしてCの切換(最少荷重点)では両足土踏まずでニュートラルなポジションとなって以下同文となります。(^^

TurnLine.jpg

この一連の流れでは斜面移動に伴ってオレンジの位置が前後に動くフィーリングを私は大切にしています。そしてスキーのトップとテールのグリップ感覚も段階的に変化します。またそのグリップ感覚はオレンジの潰れて戻る感覚と同調しているのです。別の観方をすればスキーの撓みをオレンジを介して感じているとも言えます。(^^

以上の流れで踵を支点にして滑ることの説明なのですが、これらをスムーズに行えば後傾となることはないのです。えーとなるとスムーズに行えない…。特にCのポイントで土踏まずにあるべきオレンジが踵に残っていると後傾なのであります。後傾の方に多い症状ですね。(^^;

ということで踵支点で滑ることは後傾でもなんでもありません。むしろ後傾改善のための美味しい方法ですよ。(^^

では次回、スムーズな踵支点のための踝蝶番についてです。


年末キャンプ募集中です。(^^



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