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オレンジを感じてゆっくり滑る

 8月、9月とプラスノーゲレンデで滑りました。それで最初に滑るときは、私の場合、足元のフィーリングを試すことから始めるのです。それは足裏のオレンジを確認しながら丁寧に滑るってことなのです。いきなりズドーンと発射するようなことはしません。久々のスキーであって、尚且つ雪上でもない場所ですからね…。えー結構、恐る恐るでオレンジが逃げないようにやっているんですよ。(^^;

まあオレンジ、オレンジってよく言っていますが、?な方はこちらをご覧下さい。(^^

さて足裏のオレンジを確認しながら丁寧に滑るっていうのは、結果的にスキッディングでコントロールすることになります。そして最初は、プルークボーゲン、シュテムターンでオレンジがゆっくり潰れて戻ってくるようにします。そのオレンジ確認でいろいろなターンを練習したいのですが、ウイングヒルズはコースの真ん中が高速道路みたいな状態なので路肩的な端っこで地道に練習するしかありませんでした。(--;

そして板が違うとオレンジを感じるポイントも違ってきます。

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この右の青い旧式サロモンは、9月22日に使用しました。BalsipⅡの売り切れ満員御礼で仕方なく持参したものです。エッジは、現地で88°に研いでもらいました。今風の板からするとRが長く、撓み、捩れも適度なのです。低速でオレンジを感じると懐かしいフィーリングでズレを伴いながら、トップの長さとテールの短さをオレンジ支点で感じ取って滑っていけるのです。柔らかいジューシーなオレンジ果汁を感じ続けるのです。そしてオレンジの潰れて戻ってくるって感覚が、引かれながらズラスってフィーリングになるのであります。(結果的にズレが顕現するのです)

重力に対して素直になるというか、まあ地球の中心とオレンジの中心が結ばれるのですよ。リンゴは樹から落ちて、オレンジは地球の中心と繋がっているのです。(う~ん、わかりにくくなってきたかなあ…)(^^;

えー話しを戻しまして旧式サロモンは性能上、コース端で今風の板のような弧を描くのは苦手でして、長いバターナイフでオレンジマーマレードを塗りながら滑るようなフィーリングとなります。基本的なオレンジターンは、実はこっちの方がやりやすかったのです。(^^

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で、噂のBalsipⅡですが、翌日の23日、期待して履いたのですが、オレンジでの最初の印象は硬い!果汁無理~!ってフィーリングでした…。えー意に反してエッジングしたがりまして戸惑ってしまいました。前日ほぼノーマルスキーでしたからね~。(^^;  その後、今風の板でちょっとしっかり系なんだと認識して、インエッジに小粒な青いオレンジが並んで走りたがるイメージに足裏フィーリングをチェンジをしたのでありました。その小生意気青二才オレンジの果汁浸み出しをコントロールすることで、BalsipⅡでのスキッディングバランスも掴んでいきました。いや~端っこで何度かコースアウトしそうになりましたが…。(--;

まあ硬めの今風板の場合、スキッディング系で滑るのは、短いバターナイフで醒めたトーストに固いバターを塗るようなものなんではないかと感じた次第です。確かにBalsipⅡは撓みも捩れも強めの板なのですよね。う~ん…。(^^;

そしてBalsipⅢは、私の場合オレンジ熟し過ぎで、過重…果汁オーバー破綻寸前ってことになるんで正直履きたくないのでありました。。。

ではまたお二人のウイングヒルズ動画、その辺りの感じを観て頂けたら…。





しかしオレンジですが、何が何だかわからないって方は、シーズン突入後に野麦峠スキー場FSSへどうぞ!

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