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オレンジ効果③

 オレンジを感じるということは、スキー板が撓むということをわかりやすくする代理イメージになります。まずは下図の(b)に於ける潰れ方フィーリングが大切なのです。

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しかし(b)というポイントでは、踏み込んでオレンジをグシャリと潰してしまうスキーヤーが多いのも事実です。②での最大潰されで戻ってきたオレンジを潰すという行為は非効率的なのですが、まあ踏み換えてライン取りを変えるなんてこともあるでしょうから、一概に間違いではありません。

ただ上図のようなS字を描き続けることを考えれば、(b)でのオレンジ潰しはSではなくCの字で流れを途切れさせることになるのです。ブツブツ途切れてしまうスキーをされる方に対して、バランスが悪いとか自分から動かしているとか伝えても「?」となることがほとんどで「どうすれば良いの?」となるのですが、そこでオレンジの出番となるのです。(^^

オレンジの圧感覚を磨くと(b)でのポジションバランスも良くなってきちゃうんですよ。圧を吸収しながら、実は熱いんだということなのです。えー今は暑いんですが…。(^^;

えー暑苦しいオヤジギャグ炸裂で恐縮ですが、(b)でのオレンジを押し潰すような能動的なスキーって、圧苦しいのであります。バランスも不安定になりやすいリスキーなものとなります。反対に美味しくオレンジジュースを飲み込んじゃうような圧吸収は、受身的になるのですが、実は積極的で安定したスキーになるのであります。それで安定移動しちゃうと、オレンジは愛媛のジュースの如くポ~ン!と次の外足裏へと移ってしまうのです。(^^

ではこの動画のサムネイルで静止しているKさんの状態が理想的な(b)のポジションなんですよ~。素晴らしい♪




次回、地球の中心とオレンジの中心の関係についてです。(^^

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