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足裏感覚

 足裏から何を感じるのか?これはフィーリングスキーの根幹をなす感覚だと思うのです。

まずスキー板からの雪面、重力情報が最初にやってくるのは足裏です。ですからその足裏の感じる性能、つまり感性、感受性とでも申しましょうか。それを高めることが大切なのであります。

では足裏感覚といっても普段の歩く時から鋭敏に感じているかといえば、そんなことはないんではないでしょうか?歩くということは、誰でも当たり前に行うことでしかないので、そこを特別に感じることではないのだと思います。

しかしスキーを始めたばかりの方にオレンジを土踏まずに感じて下さい!なんてフィーリングを感じて頂くと安定したプルークボーゲンになってしまうなんてことが本当にあるんです。それって足裏感覚が鋭敏になっていることに他ならないのですが、ただ土踏まずで受けとめろ!なんて怒鳴ってもパニックになるだけでしょう。

そこで登場するオレンジ!まあミカンでもレモンでも良いんですが、夏ミカンやグレープフルーツではでかすぎるかもしれません。あのオレンジの大きさ、硬さが丁度良いかなと思うのですが、これがお子様ではミカンがイメージし易かったりもするのです。あとレモンだと、えーオレンジ転がりに発展する都合上、形状が良くなかったりもするんですが…。(^^;

まあですね、オレンジを感じるってことは足裏感覚をシンプルにわかって頂く代理イメージなのであります。

ではオレンジをどこで感じるか、ブーツのセッティング等々、続きネタは次回以降で!

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