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12月31日(土)

 お待たせしました。では年末年始のレポートをお届けします。

大晦日から2日までMKさん父子の予約プライベートレッスンでした。MKさんと小学2年生のAK君。関西からお越しで、野麦には知人の紹介で来るようになり雪が良いのでリピーターになられたそうです。そしてご希望は、立て水の坂を安全にコントロールして滑りたいということでした。立て水は野麦の名所であり難所でもあるアイスバーン急斜面です。「立て水を安全に…」実は、立て水は年末にかろうじて狭いながらもオープンしていたので、横滑り系で安全に降りることに展開かな…と思い、お二人の滑りを拝見です。

MKさんは、外スキーへの乗り込みと重心移動が改善ポイント。AK君は、二年生のプルークスタンスの滑りとしては良いバランスで柔らかく滑っています。さてこれから時間はたっぷりある中でAK君メインでお願いします!とのお父さんからのリクエストもあり、野麦のダウンヒルを堪能しながらフィーリングスキーで急斜面克服だよ~ん♪ということでスタートです。

まず基本オレンジターンから説明です。AK君にわかりやすいようにミカンをポケットから出して「ミカンをゆっくりつぶして戻す」「ミカンをグシャリ!とつぶして雪面をオレンジ色に染める」という滑りを感じてもらい「力を使うのはどっちかな?」なんて展開をしました。そしてミカンを大切に~♪なんて言ってトレインでどんどん滑ることに!「しろくまトレイン出発進行~♪」と言って「右オレンジジュース」「左オレンジジュース」とプルークでゆっくり徐行運転です。そして最初の立て水でもAK君はしっかり私のあとを付いてきます。MKさんは離され気味でした…。(^^; そこで急斜面では、オレンジジュースよりもバター塗りの方が良いんでは?と閃きまして、「バター♪」で横滑り山回り、そして「オレ~ンジ♪」で山開きシュテムから谷回りへと展開しました。

バター塗りとは、雪面という美味しいパンにスキーというバターナイフで綺麗にバターを塗って頂くフィーリングなのです。まあAK君のブーツは、少年用のソフトタイプなのでやや横滑りに苦労していますが、どんどん安定してきました。MKさんは急斜面でのバランスに苦労…。というところで初日は終了しました。

野麦では、急斜面とアイスバーンという条件は避けられないのです。そこを安全にコントロールして滑るには?そこをさらに追求しましょう!となりまして続きは次回です。予告としましては「AK君の板の秘密、謎の新人ネタ…」なんてところです。ではでは~。

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