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縦に落ちる

STP[1].jpg

まあこの図を見て頂ければわかることなんですが、このS字形全体を中心線のFL(フォールライン)方向に観れば縦長のスペースを落下するんだということになりますね。(外側の②番ポイント両サイドにも最大スペースの縦ラインがあると考えます)

また両サイドの片側、半円部分だけを見ても当然ながら半円って縦長なんです。

そう考えてみるとFL方向に落下するということは、スキーに於いて縦のスペース意識ってポイントなのではないかと思うわけです。まさしく仮想長方形の中で弧を描くことになります。これをポイントAとします。

なのですが、②から②への切換(クロッシング)を介するS字中心部分は、仮想正方形の中を半々円&半々円が均等に移動しているのがわかりますよね?この50:50ってとても重要なポイントでもあります。これをポイントBと致しましょう。

さてではポイントA。これは谷回りから山回りの半円の流れに着目したものです。ここでの縦移動意識、まあ縦ノリももちろん重要なんですが、私がより強調したいのは、ポイントBの流れです。

②のスターティングポイントから山回り圧吸収~クロッシング~谷回り圧解放で次の②へ至る均等移動があってこそ、全体の縦長Sの字が綺麗に描けるのだということです。

トータルで流れを見れば、縦に落ちるということなんですが、肝の部分では均等な50:50の吸収と解放が最重要なのではないでしょうか?そこのフィーリングを掴んで頂ければ、山回りでの横への引っ張りも消えてしまいます。回すのではなくて、雪とスキーが回してくれることもわかってきます。…と言いながら意味わかりますかね?(^^;

まあこの図表を見て考察するだけでも暑い夏も涼しくなるかもしれませんってことで…。(^^;

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