SSブログ

かぐらのコブでの考察

2010053012510000.jpg

昨日の写真です。驚愕なのは、パークの雪の量ですね。それだけ残雪が多かったということでしょう。

さて今シーズンかぐらでは、コブ斜面でいろいろ試して滑っていました。まあ野麦でもコブを滑りましたが、やはり量の多さではかぐらには敵いません。基礎〇タ御用達のバンキーで異様に深いのから、細かいモーグル的なのまでエグイコブのデパートであったなあ~と思うのでした。某〇山選手優勝の影響でありましょうか。一見価値観一本槍のようでいながら、点数&肩〇命で価値観日和見〇往左往スキーヤーの影響でまた新たなエグイコブが形成されていたというような気もしていますが…。おっとつい毒を吐いちまいました。いかんいかん~♪(^^;

STP[1].jpg

さてTOK師匠の作成した、これを久々に登場させましょう。

貯めた圧を如何に解放させるのか?それこそがスムーズでバランスの良いスキーの肝であると思うのです。まず私の考える圧を貯めるというポイントは、フォールラインから山回りに入る辺りなんですが、この図では②から(b)になります。ここでコア方向から美味しい圧を頂けてしまえば、切換では、離陸で滑走路を走る飛行機のようになってくれます。(③から①のところ)それでそこまでの流れが美味しければ、その後の谷回りではお任せで旋回してくれちゃう流れとなるのです。これは整地でも不整地でも同じフィーリングなんです。

では不整地でも同じということなんですが、コブという条件に特化して考えてみましょう。山回りから切換ではコブの形状を利用して、如何にスムーズに滑らせられるか!ということが肝であり、そこでの圧飲み込みバランスが良ければ、谷回りでの旋回では離陸現象が起こります。この離陸とは別な言い方をすれば、飛び出した!ということになります。この飛び出しでパニックを起こす方が多いのですが、圧飲み込み方向をキープするようなフィーリングで重心移動を継続すれば、離陸はすぐに着陸となるのです。これは結果として、飛び出したスキーがトップから落し込まれたような動きに見えます。圧飲み込みが美味しければ、谷回りは任せるだけなのです。コブという起伏のなかでは、一瞬飛び出しにビビるんですが、その前の流れが良ければ、ホント何もしないで待つくらいで大丈夫なんです。なおコブだけではなく深雪での浮遊感覚もポイントは共通しています。

だから谷回りは任せるだけということなのです。でも深くて硬いコブでは、ビビってできないですよね?でも圧飲み込みが美味しければ大丈夫♪そこを信じて頂きたいなあ~と切に思うのであります。まあもう練習もままならない時期になってしまいましたが…。(^^;

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。