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踵オレンジに集約させてしまうということ

 えー今シーズンは、昨シーズン以上に野麦峠でレッスンを担当させて頂きました。スカイライナーが止まってキャンセルとなった一日を除き、あとは全て、出番がありました。これは画期的なことです。着実にFSS野麦峠校が浸透していることを感じました。(^^

それで、今シーズンのしろくまメソッドということでは、オレンジターン、そしてそれを発展させた踵オレンジローリングイメージが中心でした。

踵のオレンジをローリングさせるというのは、ちょっと硬めの夏ミカンのようなオレンジが踵足裏に装填されていて、それがコロコロ転がるフィーリングで滑って頂くというイメージで、手っ取り早く踵支点を感じて頂くことに適しています。また踵オレンジの中心(踵コア)と地球の中心(コア)がローリングラインで結ばれているということで、重力に逆らわない素直なスキーをして頂きたいということを根幹的にお伝えしたかったのでもあります。それは、あたかも踵オレンジが雪だるまの頭部分、地球を雪だるまのお腹部分に想定するダイナミック?なイメージで、双方で転がり合い地球バランスボールで玉乗りをしているようなフィーリングなのです。そのローリングの中で圧吸収と圧解放のバランスでスキーがコントロールできたら愉快なのではないかと考えたわけです。そう、地球は回っているのですよ!

ローリングイメージは、フィーリングスキー初体験の方にもわかりやすいイメージということで、ほとんどそれだけで進行したのですが、特に不整地では効果的でした。また踵オレンジを美味しく転がすには、ブーツの足首をしっかり締めないと、オレンジが前後に動くのです。つまり支点が不安定ということになります。また前傾の強いブーツも安定しません。まあ最近、そういうブーツ少なくなってきたようですが…。

ではそんなことで、週末は白馬です。いろいろなことを感じて参ります。

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