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吸収力と包容力

 あ~完全なるオフシーズンに突入しました。8月は、暑いのでスキー的トレーニングもお休みにして、また秋から復活かな~なんて考えています。…あぁ、まだ7月でしたね~。しかし猛暑は苦手です。もうしょ~がねえな~♪(^^;

さてフィーリングスキーでポイントになることに圧の吸収ということがあります。この圧吸収ですが、自分から押し出す操作によって跳ね返ってくるリアクションとは似ているようで異なるのです。

STP[1].jpg

またこの表です。板が撓むポイントは②です。その撓みはスキーヤー自らが作り出したと考えるか?もしくは重力とスキーヤーのバランスによる相互作用によって作り出されたと考えるか?そんな考え方によって滑っていくフィーリングも大きく違ってくるように思います。

いずれにしても②での撓み(圧)は吸収されて切換での走りに繋がるのですが、フィーリングスキー的なイメージでは谷回りで作り出された圧を②のポイントで感じたら、自らの感性で足裏から飲み込んでいくような超吸収力が求められるのです。これぞ地球からの愛を頂く包容力とでも申しましょうか!!

その包容力ですが、自らが作り出して、その圧をギューンとイッキ呑みするようなフィーリングでは感じる事のできない、素直な感性なくしては感じられないフィーリングであると思うのです。そんな包容力あるスキーができれば最高ですし、それは決して特別な技術ではないのです。Gravity worksに順応したスキーをするだけ…なんて思うのです。抗うスキーもスキーですが、生涯スポーツとしてのスキーを考えてみると、ぜひ包容力のスキーを感じて頂きたいと思うのであります。(^^
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コメント 4

Tommy

圧の吸収・・・ウーン・・・難しいです・・・
最近,ランチタイム等に新雪というか悪雪というか,荒らされたブラックランを滑ってみているのですが,FS的に圧の吸収がされるよう,圧を受けようと落ちていこうとすると,つっかかって転びそうになって恐ろしい思いを何度もしました・・・ブラックランでは,かえって自分から”行くぞ~!”と気合を入れて,元気よく落ちていって,一気にたわませ,その反動で回る方が安定して滑れる・・・
NZは新雪といえども雪がしまっていて密度が濃いからでしょうか・・・
私の脚力と体重では無理?なんて,そういう問題じゃない・・・?・・・(笑)
それとも,落ちていくだけで,実はちっとも圧の吸収がされていないのかな~・・・???・・・

Letでできるようになるには,本当にどうしたらいいのだろう?と悩むところです・・・ニセコのように雪が軽いと違うのかな~・・・???

昔,TOK先生が,落ちていけないような雪(例えばクラストなど)では,仕方ないから,力を使って雪を割っていかないといけない・・・と言っていたのを思い出します・・・
でも,クラストほど落ちていけない雪ではないのに・・・

ひとつ気づいたことは,小回りのFSでは,かなりの外向というか,ひねり戻りを利用することが大切ということ。これがないと,板が回ってこない・・・
今の私にはこれができていない,ということには気づきました・・・

by Tommy (2010-07-29 19:10) 

しろくま

あらTommyさん

長文のコメントありがとうございます。

まあTOK先生は、悪雪なんてものはない!と言っていましたけど…。(^^;
しかし実際そういう条件ではDOの方が良い場合だってあると思います。ウインドクラストなんて強引に抜き上げないとお話しになりませんからね。。。

野麦にはユリワリと峰の原というコースでそのような条件によくなります。ワタクシ的には、金魚すくい名人の手捌きのように滑る研究等々…をしていましたが、非常に微細なフィーリングのお話しになってしまいまして、マニアックになり過ぎになりそうで…。(--;

まあ夏なんで、そんなデリケートタッチのお話しもしたいと思います。(^^
by しろくま (2010-07-29 23:46) 

しろくま

んでこの滑り、先日のやつですが、それなりの捌きをイメージしています。スプーンカットの悪〇ですけど…。

http://www.youtube.com/watch?v=CErdrMGRfNs&feature=related

まあ最大圧のポイントを引っ張り過ぎですけど…。(^^;
by しろくま (2010-07-29 23:54) 

Tommy

いろいろありがとうございます。
デリケートタッチのお話し,期待してます・・・
時間のとれるとき,でいいので・・・
是非,聞きたいです。
by Tommy (2010-07-30 10:46) 

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